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楽園王30周年情報ページ(作りかけ)>>「楽園王30周年」



お疲れ様です。楽園王の長堀です。いろいろ前略にて。今年は1月の板橋ビューネでのイヨネスコ『授業』の公演を最後に、とうとう公演を行わないまま終わってしまいそうですが、実は、来年の劇団創立30周年の幾つかの公演の為に、12月から活動を再開して行きたいと計画しています。

あらためまして、楽園王は2021年には30年目を迎えます。多くの劇団名がどんなに頑張っても数年で消えるのがこの世界のデフォルトだと感じていますので、まあこの劇団名の公演をまだまだ行えることに、心から感動しています。舞台演劇は総合芸術に分類されることも多い、多くの人の手でしか実現できない奇跡みたいなものなので、ここまで一つのカンパニーが来られたのも、これまで関わってくれた多くの出演者、スタッフのお陰だと強く感じています。人には本当に恵まれてきた。自分も頑張った。運も良かった。天を含む、あらゆる方面に強く感謝の念を飛ばします。飛んできた念、あっそれ、気持ち悪いものじゃないから受け取って下さいね。そして今現在、ですが、厳しい風が吹いて社会が恐ろしく揺れていますが、あらためまして、そんな多くの方への感謝や長く続いたカンパニーの責任感や、ちょっと面白がるような気持ちを込めまして、来年はちゃんと公演を実現して行きたいと考えています。もう一度言います、来年はちゃんと公演を実現して行きたいと考えています。もちろん、今必要な様々な工夫を普通に行って、でもできる限り軽やかに、明るく、鼻歌でも歌いながら、着実に歩を進めて行く所存です。眉間に皺は寄せない感じで。まあ楽園王、高い山の頂上を目指したから、30周年でも、まだまだ山の中腹です。木々の間から、時々は爽やかないい景色も見えますが、頂上はまだ雲の向こう。先は長い。どうか、本当に心から、よろしくお願いいたします。もうちょっと頑張ります。もしも合流出来る方がいましたら一緒に歩きましょう。手を貸して下さったらすごく嬉しい。軽はずみなことも言えませんが、きっと係わってくれた人の人生にも何か良いフィードバックができるかも、って思っています。

少しだけ予定している活動の詳細を。ここから先は係わってくれる方を求めての情報になります。実はたくさん公演します。こんな時期に?って考えると、えっ本当に?ですが、長堀的にはいつものペース、かも・・・

2021年1月は最終週、毎年参加の「板橋ビューネ」での公演。劇場はサブテレニアンです。作品は、夏目漱石の『夢十夜』。だいたい100年前の小説です。フェスのテーマが『1920年代』で、つまり上演できるのが100年前の古典なのです。演出では、原作の10ある夢をそれぞれ「一人芝居」で作り上げます。稽古も回数は少なく、その代わり演出家と一対一、か、それは恐ろしいかも知れないので、まあ2名くらいずつを想定。公演も4人のユニットを2つ作り、完全に2ユニットが分かれて稽古、上演します。自主練も頑張ってもらう必要が。すべて、小さなスペースにおける今の時代の公演、ということを意識しての制作。ですが、そのことを逆手に取って、なにか新しい表現が実現出来たらいいなァと。一回もやったことないのですがリモート稽古とか、一人芝居ならやりやすいかも? 出演兼、こういう企画ですので相談に乗って下さる方も募集いたします。もしかして地方の方で会っての稽古がゼロでも、可能だったり? そこまでは難しいかなぁ、とか。

◆ 楽園王30周年◎夏目漱石『夢十夜』
  -板橋ビューネ2020-2021 参加公演-
  1月25日(月)ー28日(木)ユニットA +29日(金)ー31日(日)ユニットZ
  @サブテレニアン

その後、4月30日と5月1日には日暮里d−倉庫での、現代劇作家シリーズ11に参加、こちらではカミュ『ペスト』を手掛けます。ペストなんて言うと感染パニック小説のように思われがちですが、実はこの小説は実際に起こった出来事を描いたものではなく架空の話で、カフカ『変身』と並ぶ不条理小説なのです。楽園王と言えば不条理、ってな訳で、楽しく作品制作が出来そうと思っております。

◆ 楽園王30周年◎アルベールカミュ『ペスト』
  -現代劇作家シリーズ11・アルベールカミュ『ペスト』参加公演-
  4月30日(金)+5月1日(土) @日暮里d-倉庫

実は5月には、サブテレニアンの15周年のフェスが開かれますので、そこでも別の新作?が上演されます。劇場の記念的な事業にお声を掛けていただきましたので、気合の入った新作を上演します。もしかしたら、再演かも、ですが。つまり、楽園王、本当大変な月が5月!なのです。

◆ 楽園王30周年◎作品未定
  -サブテレニアン15周年記念月間(仮) 参加公演-
  5月下旬? @サブテレニアン

そして秋と冬には、やっと長堀執筆作品の登場です。もうすでに書き上がっている新作『脱兎を追う』もありまして、いつもの○○周年公演のような力強い長堀作品をお送りします。

◆ 楽園王30周年◎作品未定
  -・・・-
  9~10月頃 @劇場も未定

◆ 楽園王30周年◎『脱兎を追う』『キライな人に死ねって言える(仮)』
  -新作中編二本立て公演-
  12月21日(火)-26日(日)
  @日暮里d-倉庫

あらためまして楽園王30周年、公演数は5公演6作品をラインナップ(予定)。まだ詳細を発表できる段階にないものも多いですが、これ、すべて実現するの結構大変では、と思っております。本当、気合を入れて頑張らねば。

まずはこれから、1月の夏目漱石『夢十夜』、12月からの稽古になる舞台作品への募集を始めたいと思います。これが今現在1番大事な情報で、劇団が抱えている最初にして最も大きな課題。短編の一人芝居いっぱい作る企画、お一人で2作品を手掛けていただく方も数名、あと、情報としては完全に長堀オリジナル短編をやっていただく方もいらっしゃるかも、と。いい作品にします。いい公演にします。今の時代に相応しい稽古方法&上演。どこか琴線に触れる方がいましたら本当に嬉しい。ホッとします。助かる。どうぞよろしくお願いします。

続く5月も、2公演2作品を別々に、という恐ろしい状況ですから、興味が湧いた方はいつからでも遠慮なく教えて下さい。どうぞよろしくお願いします。

あらためまして、楽園王、今後ともどうぞよろしくお願いします。

最後に余談ですが、演劇活動とはレジスタンス活動に似ているのでは、と、これを書いていて思いました。上記した、劇団の短命がデフォルトという話は、レジスタンスに似ているって考えると納得が進みます。長くレジスタンスしているなんて、なかなかありませんものね。いつか表に出るか、もしくは闇に沈むか。で、そんなことを考えてから、30年間劇団が続くってどういう意味だろうか?と考えてみました。答えはまだ出ていません。考えながら行こうと思います。あっ、もしかしたら、ただ迷路の中で迷子になっているだけなのかも知れませんね。だったら、んー、少しもすごくなんてありません。30年目、地面を蹴って、まず一歩進みます。

楽園王 長堀博士



楽園王では、チケットノルマ制は行っていません。しかし、出演者の存在が観客動員の大きな柱の一つなのは事実ですので、最大限に宣伝へのご協力をお願いします。特にツイッターなどSNSなどでの発信はぜひお願いします。まだやってない方はこれを機会に始めて下さい。自分での発信は控えめでも、劇団や共演者のつぶやきを「いいね」や「リツイート」する為だけでもOKですので。もちろん、劇団が宣伝の応援をいたします。

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その上で、お客様が出演者を見たいと足を運んで下さったことに対し、少額ですがギャランティをお支払いいたします。同時にチケットバック(出演者個人へのご予約に対してのギャラ)を加算いたしますので、ぜひ多くのお客様を呼んでいただけると嬉しいです。新型コロナ禍の中で、次回は客席数を19席と少なくしている為、限度もありますが、どうかよろしくお願いいたします。

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楽園王『夢十夜』の場合では、

 出演ギャラ   一律で、¥10,000-
 チケットバック 15枚目から、¥1,000-

 上記の合計額。 *ただし、個別の相談には応じます。
 
 この金額になった経緯を書いた、全体の収支計算表はお渡しいたします。
 公演毎に、計算が変わります。それに伴い、ギャラの金額なども公演毎に再考されます。

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今、上記で、出演者の存在が観客動員の大きな柱の一つ、と書きました。もしも出演された方が楽園王の出演で活躍されて、お客様が「又この役者の舞台を見たい!」と思わせることが出来たら、それが公演を行う大きな成果です。そして、劇団としての望みとしては、「又この役者の舞台を見たい!」の中に、「この劇団での舞台で」と加わるなら、倍の喜びがあると思っています。もしもそれが実現した暁には、ぜひもう一度、何度でも、楽園王の舞台に参加をして下さい。楽園王30周年では、この大きな計画の中から、この大きな計画の中でのスターやバイプレイヤーが誕生して、いつまでもお客様の心を揺さぶることを目指しています。もちろん、作品そのものの高い評価を目指した上で。どうぞよろしくお願いいたします。

楽園王からの手紙


手紙をもらった。少し前。こんな内容だ。久しぶりの連絡失礼する。元気か、俺は元気だ。一時は大病も患ったが、今ではそれも治り、まあボロボロになった体を誤魔化し誤魔化し使ってやってる。心がやられてないのが救いだな。困ったことがあったら頼れる血縁も健在だしな、まあもう暫くは大丈夫だろうか。ずっと先のことは知らんよ。それは俺の性分だからな、未来には興味を抱かない、せいぜい一二年どう過ごせるか、それだけだ。案外それが長生きの秘訣だと思わんか? 未来を憂うと切りがない、どうせ坂道だしな、目の前にちゃんと見えている幸福やら欲望やらに頑張るだけだよ。必死に。で、いつか振り返えったら、思いの外遠くまで行っているって寸法だ。ははは。お前がそういうのに批判的なのは知っているよ。お前はいい加減なのが一番嫌いだからな。もうちょっと真面目に生きろってか。ま、お互い違うやり方で生き抜こうや。この荒地を。ところでお前、劇団はどうした? まだやってるのか? 最近公演の案内を見ないけど、俺に内緒で潰してないだろうな? オレも離れて随分になるし、勝手なことも言えねえが、頑張れよ劇団。まだ30年くらいだろ? 挫折するのは早いぜ。お前は夢持ってやってたし、俺も愛着があるし、行きたくなったらいつでも行けるよう続けといてくれよ、細々でもいいんだから。な、約束だぞ。あっほら、昔酔っ払って話した、あの話はまた書いてないんだろ? 俺あの話好きだからな、やる時には連絡くれよ。いや行くって。悪い悪い、音沙汰なしで。本当、行くから。な、連絡だけはよろしく。それと、一応伝えておくが、彼女の消息はやっぱり分からない。探し続けてるけどな、まあ仕方ない。一回ちゃんと頭下げんとな、どれだけ時が経っても。じゃ、それじゃ、またな。次会える日を楽しみにしてる。きっと劇場でな。・・・大体そんな内容。本当、勝手に言いやがってって手紙で。それで、ちょっと思うのが、時々、なぜ劇団を××年もやって来られたんですか?という質問を受ける事。実はその答えはこんな手紙に入っている気がするって思ったのだ。前に公演中に、隣の劇場から女の人が駆け込んできたことがあった。隣では、地方の劇団さんが大きなフェスに招聘されてやってきていて、舞台の仕込み中だった。そしてその劇団さんの方が、隣が楽園王と知ってやって来て、『楽園王、まだやられていたんですね!』って。その女の人は昔、学生の時には東京にいて、楽園王のファンでいつも観ていたと。今は地元に帰り、そこで自分も舞台に係わっているって話だった。そういうことがあると、自分は今ここにいて良かったと素直に思う。その人は、昔僕に花をくれたことまであったらしいが、正直覚えてなかった。そもそも過去に花なんてもらった記憶が、ん? そう言えば昨年には、楽園王の旗揚げに出てくれた、当時は学生だった方が数十年ぶりに楽園王を見つけて観に来てくれた。『楽園王、まだやっていたんですね!』って。はい、やってたんですね、不思議ですが、実は自分でも。そして、落ち着いて考える。質問の答えについて。まさか、もしかして、劇団、数年に一回、まだやっていたの?って耳にするために、それを面白がって続けているようなところがあるのではないか。まさか。それだけ? そんな、ことはないと思いますが、ど、どうかなぁ、えっと、と。こんにちは。もしもお読みが夜なら、こんばんわ。楽園王の長堀です。お久しぶりの方にはお久しぶりです。初めての方にははじめまして。あらためましてお伝えしますと、楽園王は間もなく30周年を迎えます。実は幾つかの公演を普通に行えるよう計画を進めています。まずは1月に。そしてゴールデンウィークにも。どうかよろしくお願いいたします。観たくなって調べたらまだやってた劇団の一つとして、頑張って行こうと思っています。意外と真面目に。時には大胆に。時には繊細に。言いたい事がうまく伝わったかしら? 楽園王では出演者を中心に、公演に係わっていただける方を求めています。砂漠の渇望のように、かなり必死に。どこか琴線に触れるところがありましたら、ぜひよろしくお願いします。ちょっと一緒に歩きましょう。連絡をお待ちしております。対策とか工夫をして制作をします。

楽園王 長堀博士




楽園王◎長堀博士

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